皆さんが良く見る禁煙マークの絵には実は色々な意味がこめられています。
禁煙マークの絵のフィルターに穴が開いているのは、軽いタバコと呼ばれるものの実情をしめしていますし、タバコの先が赤くなっているのは、その先端の温度が数百度もの高温になることを意味しています。
タバコの煙の絵が薄く描かれているのはたとえ匂いの少ないタバコであっても、煙の量に関わらずタバコは危険なのだというメッセージがこめられているのです。
子供たちの周りからタバコを廃絶したい。
子供たちの健康を守ろうとする側の人間からいうと子供自体が歩く禁煙マークなのだという面で言っても禁煙マークとともに子供たちの周りでの禁煙を普及させていきたいものですね。
健康増進の面で言っても喫煙の防止の考えは行き渡りつつあるようですが、子供たちの環境の点で言うと身近な大人でさえ子供たちの身の回りで喫煙しているという事実も良く見かけられます。
周りの大人にはもちろん子供にはなおさら人間の体に害を与える喫煙なのですが、これ等タバコの害から子供たちを守りたいという気持ちもあり、社会にもこの子供への喫煙の害から子供たちを守る意味で、新しい禁煙ロゴマークなるものが考えられてもいるようです。
この禁煙マークは、病院の小児科や保健機関などで配られるチラシ類などに記入されることによって、上記の切実な思いなどを伝えようとするもので、色々な標語を一緒につけた上でマークには日本小児学会や日本小児科医会、日本小児保健境界などの3つの団体名を記すこととなっています。
禁煙されている場所が増えたとはいえ、一緒にいる大人が連れてゆく子供のそばで常にタバコを吸っていたのでは元も子もありません。
子供のためのロゴマークと共に、子供の世界からも禁煙がなされるような社会を作ってゆく助けを行っていきたいものです。